大和川支流 石川でのフライフィッシング

関東では，オイカワやカワムツというＺａｃｃｏだけを狙って川に通うフィッシャーマンも多いのです。

しかし，関西ではフライフィッシングの対象魚はイワナ，アマゴ，ニジマスといったアブラビレを持つ魚たちであって，
例えフライに反応する魚が釣れても，それらは外道扱いされるのです。

数少ない関西在住のＺａｃｃｏ釣り師のＩ氏とＳ氏に声をかけ，Ｓ氏のホームリバーに出向きました。
この石川は河川敷に「石川河川公園」という場所があちこちに作られています。
しかし，駐車場は土日祝だけの営業で，平日は車がとめられる場所がないのです。

今日は日曜日，９：２０に現場に行くと，なんと駐車場への門は開いていて，すでに何台もの車が駐車しています。
駐車場に車を入れると，Ｉ氏が手を振って呼んでくれました。
「おはようさん，えらいたくさんの人ですネ」
「みんな網を持って，魚すくいをしていますよ」

川をみると，多くの親子連れが川の中をジャブジャブ歩き，網でガサガサをしています。
対岸をみると，サッカーの試合をやっています。










川をのぞき込むと，小さなオイカワが群れています。ときおり大きなのが走ります。
「これはドライではあかんなあ。ウェットだな」と思っていると，Ｓ氏の車がやってきました。

挨拶をかわし，３カ所に別れて釣り始めました。

最初につれたのは，このサイズでした。







同サイズを数匹釣って場所移動，フライも替えました。







少し大きめを数匹釣り，また場所移動しました。

この場所はＳ氏が「ここであれが釣れたんです」と教えてもらっていたポイントでした。







ときおり，大きめのオイカワが飛び上がっています。
「ようし！！」
京都で活躍してくれたフライに結びかえました。

しかし，釣れるのは上の写真サイズばかりです。
「やっぱり，あいつは釣れへんのやろか」とあきらめていたら，ヒットしました。
今までにない力強い引きです。
「もしかしたら，あれか・・・・」

釣れました。夏色をまとった「あれ」でした。







追星もしっかりあります。

もう一匹，釣れました。







残念ながら顔が黒くなかったので「韋駄天」とは言えません。
しかし，この時期に夏色をまとった待望のオイカワが釣れました。



Ｓ氏，おおきに！！

今度はもっと上流を探索しておきます。